フコイダンの原産地論争
「〜で取れた褐藻類は、体に必要なビタミンやミネラルが豊富で含有量も通常の○○倍です。」というように特定の原産地を大きく取り上げた宣伝をよく見かけます。
食材には原産地やその土地の風土、生産過程、使用した肥料など非常に重要な事柄であることは間違いないと思います。
もちろん原産地などによって原料の質は大きく異なり、含有量も変わると思われます。
ただし、原料となるワカメやコンブ、モズクをそのまま食べるのであれば含有量は重要だと思うのですが、フコイダンを抽出して健康食品に入れるのであれば、原料に豊富なことが有利に働くのは、同じ分量の原料から多くの商品をつくることができる業者だけではないでしょうか?
(その分価格に反映しているのであれば、消費者にも恩恵があると思いますが、そこを謳っている業者は無いようです。)
もし、原料からフコイダンだけを抽出せずに原料そのものの煮汁や粉末を使用しているのであれば、ミネラルなど他の成分の含有量も気になるところですが、それではワカメ・モズクの単なる加工食品にすぎず、含有量は非常に低く健康食品と呼ぶには及ばないと思われます。
褐藻類から抽出したフコイダンが10グラムと、フコイダン含有の褐藻エキスが10グラムでは、同じ10グラムでもの含有量は全く違う数値になると思います。
